2月3日 「 くだもの / ベトナム / パッケージ 」


節分の日曜日.
昨日から降っていた冷たい冬の雨もかろうじて止んだ夕方.常夏のベトナムより,厳寒の
大阪へ帰国した友人を訪ねる.
彼女は現在ベトナムに住み,服のショップで働いている.昨年はベトナム人の男性と結婚,
そしてもうすぐ出産予定.バイタリティに溢れる彼女と出会ったのはお互い学生のころなの
でもう15年ほど経つのだけれども何だか不思議な縁だ.



おみやげのくだものたち.
丸いのがベトナム特産のヴースア.そして青いマンゴー,スライスしてサラダなんかにす
るそう.異国のくだものというのは,ほんとに魅力的だ.

彼女を訪ねベトナムへ行ったのは3年前の夏.特に印象的だったのがローカルの人々で
溢れる市場.野菜,くだもの,肉,魚,そして生活用品が売られている.どれもがはっとす
るほど色鮮やか,そして個性的,見ていて飽きない.



街も活気に溢れている.道の端から端までバイクが走る光景,そんな中を人が渡っていく,
横断歩道じゃない所をすいすいと.歩道ではくだものや野菜売りの人々が行き交う.路地
に入ると道端で営んでいるベトナムコーヒー屋,そしてたくさんの屋台.



おみやげのくだものとして手元に届いた瞬間,記憶に直結してしまうこと.いろんな風景
や人たちと出会ったベトナムでの時間をもっとも鮮明に思い起こさせるこのちいさなかた
まりは,きっと何か容器みたいなものなんだと思った.