2月 「 京都芸術センター 」


福岡県で進めている住宅 "Tutuji"の構造ミーティングのため京都の満田衛資構造計
画研究所に行く.

その後,歩いて京都芸術センターに. いまはそう呼ばれているここは廃校になった小
学校(明倫小学校)を芸術振興の場として,ギャラリーや制作室・カフェ・図書室などた
くさんの機能が集められている. この日はちょうど公募展示が催されていた,井上唯
「虚空に浮かぶ月」,clipper「アウトライン - 電車編」,ふたつのインスタレーション.

展示を見終わり,センター内を散策する.南館,と呼ばれる建物にはカフェ・ギャラリー
などが,向い側には北館 (ここには製作室などがある) それらふたつをつなぐのが講
堂や広間のある西館と呼ばれる建物.そして3つの建物に囲まれるようにグラウンド.
主だった機能のある部屋はある程度現代的に改装されているが,廊下やスロープ,
いくつかの窓は古いまま残され使われている.かつての用途だった小学校の息遣い
や空気の質感が,ある種の秩序として隅々まで行き渡っているように感じる, そこに
足を踏み入れた瞬間どこか自分が場違いな人のような気がする. なるべくその秩序
を乱さないよう,遠慮がちに歩く.